割引率の正しい計算方法:二重割引・重ね割りのしくみを完全解説

📅 2026年4月5日 ✍️ SimpleCalc 編集部 🏷️ ショッピング

セール時によく見かける「30%オフのさらに10%引き!」という表示。直感的に「40%引きだ!」と思いがちですが、実際の割引率は37%です。この違いを知らないと、ショッピングでもビジネスでも損をしてしまうことがあります。

割引率の基本計算式

まず基本の割引計算を確認します。

割引後価格 = 元の価格 × (1 − 割引率)
例:10,000円の30%引き = 10,000 × (1 − 0.30) = 10,000 × 0.70 = 7,000円

「30%引き」とは「元の価格の70%を支払う」ということです。

二重割引(重ね割り)の仕組み

二重割引とは、割引を2回重ねて適用する方法です。計算式は以下の通りです。

最終価格 = 元の価格 × (1 − 1回目の割引率) × (1 − 2回目の割引率)

30%引きのさらに10%引きの場合:

最終価格 = 元の価格 × 0.70 × 0.90 = 元の価格 × 0.63
→ 実質的な割引率 = 1 − 0.63 = 0.37 = 37%引き

よくある間違い:「30%+10%=40%引き」は間違い

⚠️ 重要:二重割引の割引率を足し算してはいけません。30%引きの後に残った70%に対して、さらに10%の割引が適用されるため、2回目の10%は元の価格ではなく「割引後価格の10%」です。

計算方法10,000円の場合実質割引率
❌ 間違い:30%+10%=40%引きとして計算6,000円40%引き(実際より安く見積もりすぎ)
✅ 正しい:掛け算で計算6,300円37%引き(正確)

実例:セールでの価格計算

例1:洋服の30%オフ+クーポン10%オフ

定価18,000円の洋服を、30%OFFセールで購入し、さらに10%OFFクーポンを使用した場合:

30%OFF後:18,000 × 0.70 = 12,600円
さらに10%OFF:12,600 × 0.90 = 11,340円(実質37%引き)

例2:電化製品の20%引きのさらに5%引き

50,000 × 0.80 × 0.95 = 38,000円(実質24%引き、足し算では25%引きと誤計算)

ビジネスでの応用:仕入れ値交渉

二重割引はビジネス交渉でも使われます。例えば「定価から20%引きの卸価格に、さらに5%の追加ディスカウント」といった場合、実際のコスト削減率を正確に把握することが重要です。

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最終更新:2026年4月28日|SimpleCalc 編集部