外貨両替の手数料を計算する方法:TTS・TTB・仲値の違いとは

📅 2026年4月9日 ✍️ SimpleCalc 編集部 🏷️ 旅行

海外旅行の前に外貨両替をする際、銀行の窓口やATM、空港の両替所でレートが微妙に違うことに気づいたことはありませんか?「TTS」「TTB」「仲値」などの用語が飛び交いますが、これらを理解することで、よりお得な両替方法を選べるようになります。

TTS・TTB・TTM(仲値)とは何か

銀行が外貨を取り扱う際の基準となるレートには3種類あります。

略称正式名称意味
TTMTelegraphic Transfer Middle Rate(仲値)基準レート。実勢レートに基づき毎朝決定される。
TTSTelegraphic Transfer Selling Rate(対顧客電信売レート)銀行が顧客に外貨を売るレート(顧客が外貨を買う場合)。TTMより高い。
TTBTelegraphic Transfer Buying Rate(対顧客電信買レート)銀行が顧客から外貨を買うレート(顧客が外貨を売る場合)。TTMより低い。

スプレッドとは:銀行の利益の仕組み

銀行の利益は「スプレッド」と呼ばれるTTSとTTBの差から生まれます。

TTS = TTM + スプレッド(銀行の利益分)
TTB = TTM − スプレッド

例:TTM(仲値)= 150円/USD
スプレッドが1円の場合:TTS = 151円、TTB = 149円

📌 つまり、1ドルを買う時は151円かかり、1ドルを売ると149円しか戻ってこない。この2円分がスプレッドとして銀行の収益になります。

実際の両替コストを計算する方法

実際にどのくらいのコストがかかるかを計算してみましょう。

例:アメリカ旅行に向けて10万円分をドルに両替する場合

TTM(仲値)= 150円/USD
銀行のTTS = 152円/USD(スプレッド2円)

交換できるドル数 = 100,000円 ÷ 152円 = 657.89ドル
仲値ベースなら = 100,000円 ÷ 150円 = 666.67ドル
差額 = 666.67 − 657.89 ≈ 8.78ドル(約1,320円)の手数料相当

両替場所ごとの手数料比較

両替場所スプレッドの目安特徴
メガバンク窓口2〜3円/USD安定しているが手数料は高め
空港の両替所3〜5円/USD便利だが最も高い傾向
ネット銀行0.5〜1.5円/USD最も安い。事前に口座開設が必要
海外ATM(クレカ)約1〜2%カード会社により異なる。現地手数料も発生する場合あり

お得に両替するためのポイント

両替後に受け取れる外貨の金額を簡単にシミュレーションできます

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最終更新:2026年4月28日|SimpleCalc 編集部